ヘナをご存知の方も多いかと思いますが、間違った認識の方もいらっしゃるかもなので、ここでは簡単にご説明します。
- ヘナはミソハギ科の植物で、葉を乾燥し粉末にして、髪や皮膚に色素を与えるために使用されます 。
- ヘナにはローソン(lawsone)と呼ばれる天然の色素が含まれており、これが髪に赤褐色(オレンジ色)を与えます。
- ヘナの色素は他の化学的な染料とは異なり、髪に対して穏やかで、自然な仕上がりが期待されます。
- ヘナが髪のタンパク質に絡みつく性質によって白髪が染色される。
- ブリーチ力は無いので、黒髪は明るくならない。
- 5000年以上の歴史を持つインドの伝承医学アーユルヴェーダでは、ヘナを、皮膚病予防、外傷、火傷などの薬として使用しています。
- ヘナは紀元前の古代エジプト時代から髪や体を装飾するために使用され、美容や宗教儀式において重要な役割を果たしていました。何千年も時を経て、今再注目されているヘアカラーです。
- 今現在ヘナにはたくさんのメーカーがあって、品質もかなりの差があるのでヘナ選びは難しい点です。
- ヘナはオレンジ色(赤褐色)に染まる。色を抑えたい人はヘナ染色した後、インディゴで染めるのが主流です。インディゴは染めたては薄いグリーンに染まり、約3日間ぐらいかけて色が濃くなる。ヘナのオレンジと相まってブラウンぽくなる。
- あくまでトリートメント的な効果が望めるのはヘナです。